ブログ

3.徒労の情熱

徒労の情熱 
徒労であろうと人生は努力するためにある

良寛の逸話…
何が嬉しいかといってお金を拾った時ほど幸福な事はないと、ある人が良寛に話した。ほう、そうかと、良寛は持っていた小銭を足元に落とし拾ってみた。しかし少しも嬉しくなかった。そこで幾度も試みたがやはり何とも感じない。そのうち投げた小銭が見当たらなくなってしまった。良寛は驚いて懸命に探したあげく、やっと見つけ出すことができた。その途端、彼は初めて「なるほど銭をひらうこととは、こんなに嬉しいものなのか」と気づいたというのである。
夢中で探し回ったその骨折りが彼を幸福にした。
努力とは幸福を求めるための努力ではなく、「努力そのものが幸福である」ということです。

関連記事

  1. 2.自分の心の目、心の耳をけとばせ!
  2. 9.「魂」発見の旅へ
  3. 5.歴史とは現在と過去の対話である
  4. 6.幸福論 アラン
  5. 8.人間はあらゆる経験に際して直感的に価値判断を行うようにできて…
  6. 1.自分が終点であるという意識
  7. 4.沈黙の春(レイチェル・カーソン)
  8. 7.限りある命!残された時間を大切に!

コメント

    • ケイ
    • 2020年 3月 05日

    素敵な言葉ですね!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP